エーちゃん と行くインドネシア遠征第二弾・前編
今回、インドネシア遠征第二弾!グラバカきってのいじめられっ子、石川英司とインドネシアスラバヤに行って参りました。

もちろん目的は試合。エーちゃんがスペシャルマッチに登場し、自分がエキシビジョンマッチに出場。前回と異なり今回は、ジャカルタではなくインドネシア第二の都市スラバヤでの興行。自分と尾崎社長は、直行便でジャカルタ→スラバヤというスケジュールだったが、エーちゃんはなぜかソウル経由で別便。試合をする選手が、経由で別便、遠回りという扱いに、いきなり心中、ムッとする英ちゃんであった(笑)日本から長旅を終えてやっとの思いで着いたスバラヤ初日深夜、ホテルのロビーで自分と尾崎社長を出迎えてくれたのは、現地を案内してくれる日本人スタッフの方々。一人じゃぁ、とても海外なんて行く事の出来ない英司をわざわざピックアップしてくれ一緒に来てくれた人達だ。一足先に着いているはずの英司。辺りを見渡すと「あれ、おかしいな?英司がいるはずなんだけど・・」と思ったその瞬間、後ろの方で他のスタッフの人達と楽しそうに談笑している英司の姿が・・。思わず目線をそらしてしまった。あんなにリラックスしている英司の姿、見た事ない・・。日本を離れ、すっかりグラバカ先輩達のいじめから解消され、安堵の空気に包まれた英司のその姿に思わず言葉をなくす。本当に優しい仲間でも見つけたかのようなあの表情。「英司、良かったなぁ」と心の中でつぶやく自分だったが、日本に帰って真っ先にグラバカメンバーに報告しなければと思った。

2日目は、記者会見と会場の下見。この記者会見というのがかなりのクセモノ。前回、招かれた時もそうだったけど、インドネシアの人っていうのは、陽気で明るくて、かなりの雑談好きだ。記者会見も後半、クダクダになってきてみんな疲れているというのに、誰かがギャグを飛ばし誰かがつっこみ、みんなで爆笑して、なかなか終わらない。これには参った。この会に出席していた自分は、一体何度イスを立ち上がりみんなの前で紹介され、拍手をもらった事か。もしや、インドネシア流ギャグなのか・・インドネシア版どっきりなのか、とちょっと疑ってしまうくらいしつこくて笑えるのだ。
この長―い記者会見が終わると、当日の試合会場に行って打ち合わせをする。リングをチェックすると、あまりのマットの硬さにエーちゃん一気に青ざめる。とにかく硬いマットだった。こんなのに頭から落ちたら大変な事になるだろう。それまで平然と楽しそうにしてたエーちゃんであったが、ピシッと心が引き締まったようであった。夜、ホテルの中華レストランでみんなで食事会。前の日なのに、油全開の食事を取るエーちゃんに、こっちが心配になる。あんなに食べて明日試合だなんて全く信じられない話。通常、選手は油のない肉さえも試合の前の日はあまり取らない。しかし、そんな事おかまいなしのエーちゃん。どうりで体がいつまでもしょぼいわけだ。

食事中も話題はすべてエーちゃんだ。普段いるグラバカ先輩達と違って、優しいスタッフの方々に心のよりどころを見つけたエーちゃんであったが、早くも2日目、みんなエーちゃんの事、ちょっとおかしい?!と気付き始める。食事中、みんなの笑いの的にされ、遠慮なくからかわれ、突っ込まれ、冷や汗かきまくりのエーちゃんであった。しかし、それでも凄いのがエーちゃん。エーちゃんがおかしいとばれてしまった以上、これは、今までの数々の武勇伝をみんなに暴露するしかないと思った自分は、エーちゃんの並外れた恥ずかしーい過去のエピソードの一部始終を暴露するのだが、とてもじゃないけど笑えないはずの当人のエーちゃんが、自分の話題で大爆笑!口から物が飛び出し、「ウォー(笑)、ウォー(笑)」と大喜び。奴は、自分が辛くても何でも、それが笑いになるのなら本望だというポリシーを持っている根っからの芸人だ。昔、道場で仰向けで寝ている英司の顔に、グリグリ、グリグリと足を踏みつけ、乱暴なギャグをしていたメンバーがいたが、何とそれで一番受けていたのは、やられながら大爆笑している当のエーちゃんだった。あれには、さすがに気持ち悪さを感じたものだ(笑)

後編つづく