エーちゃん と行くインドネシア遠征第二弾・後編
3日目、とうとう試合だ。試合は夜22:00からインドネシア生中継というビッグな興行。昼間、ホテルの外を散歩していると、EIJI ISHIKAWAという、ポスターを何度、目にした事か。エーちゃんは、インドネシアでは完全なスターだ夜になり試合が開始される。夜遅くなっているというのに、何千人もの人が集まって熱気に包まれている。2台あるオーロラビジョンには、試合前の選手のコメント、合宿風景など映し出され、大変な盛り上がり。リング上では、ダンスやパフォーマンスが入り、熱気ムンムンだ。まずは自分が先にエキシビジョンに登場する。実は、これはかなりの緊張ものだった。なぜかといえば、相手の選手がインドネシアの打撃系の選手だった為、綺麗に関節技の受けなどができるか、とても心配だったからだ。通常、エキシビジョンではあまり緊張しないものなのだが、これに関しては祈るばかりであった。やって見ると、何とか相手ががんばってくれて、形にはなったが、気を抜けない冷や冷やのエキシビジョンだった。しかし、観客は関節技の数々に拍手をくれた。
そして、いよいよ、エーちゃん登場。他の選手同様、入場前、オーロラビジョンに映し出されるエーちゃん。しかし、その映像を見て、思わず体が凍りついた。カメラに向ってカッコ好良くシャドーしてるというのに、顔だけは、なぜかニタニタ、ニタニタ笑っているではないか。本当にそれは不気味さ100%!自分は、呆然。インドネシアの何千人という観衆は???だったに違いない。とにかく試合は始まり、相手は打撃系の選手。速攻、英司はタックルを決め、横からタコ殴りしてギブアップであっさり一本勝ち。その瞬間、ニタニタ顔の青年はヒーローになった。夜中の2時に全興行が終わり、みんなで打ち上げに行くともう体はクタクタ。英司はネムネム。ホテルに帰ったのは朝方だった。
[問題のシャドーの撮り]
[笑ってます]
[そしてヒーローに!]
4日目は、スラバヤからジャカルタに移動。昨日、TVで生中継された僕らに、空港で声を掛けてくれる人達もしばしば。無事、試合も終わり、ちょこっとだけバカンスを楽しむ。夜はまた、お疲れさん会。場所をホテルの中華レストランに移動し飯を食う。
ちょっと話はずれるが、ここの中華がうまかった。前回も連れて行ってもらったが、レベルが高い。食事代のほとんどに生活費を注ぎ込み、グルメレポーターを目指してる自分にとっては、海外で食べる食事は貴重な体験だ。今回もいろいろな物を食べたけど、インドネシア料理で印象に残ったのは、牛テールのスープ。ナシゴレン(赤い色のチャーハン)サテイ(焼き鳥)そして、マルケーサというつぶつぶの果物は、なかなか変わってて良かった。そんな事で、おいしものを食べ、楽しく夜が更けていった4日目であった。

最終日は、買い物。そして、最後は、またお別れお疲れさん会でみんなで食事。しかし、本当に死ぬほど食べてしまった遠征だった。日本ではいつも油抜き、食べ過ぎに気を付けている自分だが、海外に行くと爆発してしまう。いつも決ってお腹が凄い事になっている。英司と一緒に日本から来てくれたスタッフの方々は、2〜3日こっちに残る為、帰りは一足先に、英司一人、韓国経由で帰らねばならない。自分と社長より2時間早い便の為、食事途中だったが、タクシーで空港に向う英司。遅れる事、2時間、社長と自分もいよいよ最後の時が来て空港に向った。空港についてチェックを済まし、ふと思うと英司の便がまだ出発してという事に気付く。もしかしたら・・買い物などして、まだその辺にいるのではないか・・。案の定、さっきのレストランで自分と社長と別れ、フラフラ、楽しそうに一人ニタニタ顔で、買い物袋をさげ歩いてる英司を見つけた。
「英司!!何やってんだよ!もうお前の飛行機出発しちゃったよ!」といきなり英司を騙す自分と社長。すると、何でこんな所に・・とびっくりする英司。そして、最初、冗談だと思って余裕で笑っていた英司が、あまりのこっちの真剣な表情に慌てだし、「うわぁーーーマジかよーー!」と、つまづきそうになりながら走り出してしまった。

それにしても、どこまでもいじられまくった英司。今回の遠征でみんなを楽しませてくれて本当にありがとうという気持ちだ。まさか、最後の最後まで騙されるとは思わなかっただろう。7月27日、門馬戦での健闘を祈るばかりである。という事で、今回も楽しいインドネシア遠征であった。また近いうちに行きたいと思う。